引用元:https://www.perkinelmer.co.jp/prod/te
| 会社名 | パーキンエルマー合同会社 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1-1-32 アクアリアタワー横浜2階 |
| TEL | (代表)045-522-7821 |
材料開発や品質管理において、物質の熱的特性を正確に評価することは欠かせません。そのために活用されるのが熱分析装置です。パーキンエルマー合同会社は、熱分析分野のパイオニアとして長年にわたり高性能な分析装置を提供してきました。本記事では、同社の熱分析装置の特徴や強み、導入メリットについてくわしく解説します。
熱分析分野をけん引してきた長年の実績
パーキンエルマーは、分析機器メーカーとして世界的に知られており、熱分析分野でも長い歴史をもっています。とくに熱分析の代表的な手法であるDSC(示差走査熱量測定)において、パーキンエルマーは熱分析分野の黎明期からDSC技術の開発に携わり、入力補償方式DSC装置「DSC1」の普及に大きく貢献してきました。この装置は高分子材料や石油製品、生体材料などの研究分野で広く活用され、現在では分析手法そのものを指す「DSC」という名称が一般化するほど大きな影響を与えました。こうした歴史的な背景から、同社は熱分析技術に関する豊富なノウハウを蓄積しています。
単に装置を販売するだけではなく、測定方法やアプリケーション開発、データ解析まで含めた総合的なサポート体制を構築している点も特徴です。
また、研究開発用途から品質管理用途まで幅広いニーズに対応できる製品群を展開していることも強みです。熱分析では測定対象や目的によって求められる性能が異なりますが、パーキンエルマーは多様な分析手法をラインアップすることで、さまざまな産業分野の要求に応えています。
長年の技術蓄積と継続的な製品開発によって、パーキンエルマーは熱分析分野を代表するメーカーのひとつとして高い評価を得ているのです。
高精度測定を支える独自技術とサポート体制
パーキンエルマーの熱分析装置が高く評価される理由のひとつが、独自の測定技術です。とくにDSC分野では、入力補償方式を採用した高感度システムを長年にわたり開発してきました。ダブルファーネス構造
代表機種であるDSC 8500は、世界でも珍しいダブルファーネス構造を採用しています。この構造により750℃/minという超高速スキャンが可能となり、従来は観察が難しかった熱現象の解析にも対応できます。また、吸熱・発熱量を直接測定する入力補償方式を採用しているため、温度や熱量の正確性、再現性に優れている点が特徴です。
さらに、SmartScan™による安定したベースライン制御やWavelet Analysisによる高度な解析機能など、測定データの品質向上を支援する技術も搭載されています。高精度なオートサンプラーとの組み合わせにより、多数試料の連続測定にも対応できます。
解析ソフトウェア
同社は装置単体だけではなく、解析ソフトウェアにも力を入れています。熱分析専用ソフトウェア「Pyris」は測定条件の設定からデータ解析までを効率的に行えるよう設計されており、初心者から熟練技術者まで幅広いユーザーをサポートします。消耗品やアクセサリーの供給体制
消耗品やアクセサリーの供給体制も充実しています。DSC、TGA、DMA、STAなど各装置に対応した純正消耗品が用意されており、安定した測定品質の維持に貢献しています。研究開発の高度化が進む現在では、単に装置性能が高いだけでは十分ではありません。測定から解析、保守サポートまでを含めた総合力が求められています。
その点でパーキンエルマーは、装置性能とサポート体制の両面からユーザーを支援できるメーカーといえるでしょう。