最新技術の結集で一歩進んだ性能・機能を実現する熱分析装置メーカー
日立ハイテクアナリシス
おすすめポイント
温度変調DSCに対応し、可逆成分と不可逆成分を分離して解析できる
新設計のガス流路により高いガス置換性能を実現している
デジタル水平差動天秤方式に加えて、新しい天秤制御技術で、ベースライン安定性、再現性を実現
基本情報
| 種類 | DSC/STA (TG-DSC)/熱機械分析装置/DMA |
|---|---|
| 対応分野 | 記載なし |
| ソフトウェアの特徴 | ・ガイダンス機能あり ・タッチパネル操作・アクティブスケール ・画像挿入・画像編集 など |
| サポート体制 | 販売代理店が修理・点検可能 |
| 会社概要 | ■株式会社日立ハイテクアナリシス 東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー |
製品紹介
引用元:https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/analytical-systems/thermal-analysis/nexta-dsc.htmlDSC NEXTA® DSCシリーズ
引用元:https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/analytical-systems/thermal-analysis/nexta-sta.htmlTG-DSC NEXTA STAシリーズ
引用元:https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/analytical-systems/thermal-analysis/tma7000.html熱機械分析装置 TMA7000シリーズ
日立ハイテクアナリシスの特徴①:高い測定精度を支えるベースライン性能と感度
日立ハイテクアナリシスの熱分析装置は、測定の信頼性を左右するベースラインの安定性と再現性、そして微量な変化を逃さない高感度設計を追求している点が特徴です。これにより、研究開発や品質管理における精密なデータ取得を可能にしています。業界トップレベルのベースライン性能を誇るNEXTA STAシリーズ
示差熱熱重量同時分析装置のNEXTA STAシリーズは、新設計の天秤安定技術や新しい天秤制御技術を搭載しています。質量変化の前後で質量の差を読み取るTGAの解析においては、従来は温度プログラムの履歴や周辺環境要因でのベースラインドリフトが発生していましたが、新しい天秤制御技術では温度プログラムに左右されないベースライン安定性を実現します。幅広い温度範囲で微量な重量変化を検出でき、材料が必要な性能と品質基準を満たしていることを確認できます。世界トップレベルの再現性と0.1µW以下の高感度を実現するNEXTA DSCシリーズ
示差走査熱量計であるxNEXTA DSCシリーズは、DSC600とDSC200の双方において中心熱流方式のセンサ形状を採用している点が強みです。加熱炉からの熱流をサンプルと基準物質へ均等に伝える構造が、高いベースライン性能を生み出しています。さらに断熱部には低熱容量の金属製三層断熱構造を取り入れ、トップクラスの再現性と優れた安定性を両立しました。最上位機種のDSC600には、複数の熱電対を直列配置して多重化した自社開発のサーモパイル型DSCセンサが組み込まれており、0.1µW以下という微小な熱量変化を検知できるため、少量のサンプルでも確実な測定が行えます。
日立ハイテクアナリシスの特徴②:進化した試料観察と多彩な熱物性評価機能
日立ハイテクアナリシスの装置は、測定中の状態を視覚的に捉える独自の試料観察オプションに加え、比熱容量測定や高度な雰囲気制御など、多様化する熱物性評価のニーズに対応する先進的な機能を備えています。-50℃の低温領域から色彩解析まで対応するReal View
日立ハイテクアナリシス独自の試料観察熱分析機能であるReal Viewは、200万画素のカメラを組み込むことでサンプルの局所的な状態変化まで鮮明に映し出します。DSCシリーズでは観察窓にヒートアップ機構を導入したことにより、これまでは室温以上に限られていた撮影範囲を-50℃の低温域まで広げることに成功しました。これにより、低温環境下で起こるサンプルの融解やガラス転移現象を目視で確認できるようになり、幅広い評価ニーズに対応します。STAシリーズでは測定中のリアルタイム映像の確認だけでなく、拡大表示や寸法測定、色彩解析など多角的な画像処理が行えます。
温度変調による比熱容量測定と幅広い熱物性評価への対応
NEXTA DSCシリーズは温度変調DSC測定に対応しており、通常の測定では区別が難しいガラス転移のような可逆的な変化と、硬化や分解といった不可逆的な現象が重なって現れる場合でも、それぞれを分離して検出できます。さらに最新のDSCシリーズやSTAシリーズでは、温度変調法を活用することで従来の汎用装置ではカバーできなかった広い温度帯での比熱容量分析を可能にしました。また、装置には測定時の信頼性を高めるオートサンプラーカバーや、独立した2系統のセンサーによる加熱暴走を防ぐ安全設計が施されており、高分子材料や医薬品の研究から品質管理まで安全かつ高度な分析を支えています。
日立ハイテクアナリシスの特徴③:測定効率を向上させるTMAおよびDMAシリーズ
熱機械分析装置や動的粘弾性測定装置においても、感度の向上、荷重出力の刷新、効率的な雰囲気制御など、測定前の準備から実際の評価にいたるまで効率性と高精度を両立する技術が結集されています。高感度測定と効率的な雰囲気制御を実現するTMA7000シリーズ
熱機械分析装置であるTMA7000シリーズは、従来モデルと比較して検出感度を2倍に高めることに成功しました。独自の信号最適化技術を取り入れることでノイズを最小限に抑え、微小な挙動も高精度に測定します。サンプルの形状を選ばない全膨張方式を採用しているため、薄膜や小さな破片の測定にも適しており、先端の部品交換だけで圧縮や引っ張りなどの各測定モードへ簡単に切り替えられるのも特徴です。また、ガス制御機構にはマスフローコントローラを内蔵可能で、ガスの供給開始や遮断だけでなく、プログラムに応じた細かな流量制御が可能です。
広範囲な荷重出力と環境に合わせた冷却ユニットを持つNEXTA DMA
動的粘弾性測定装置のNEXTA DMAは、荷重発生部の磁気回路設計を一新し、従来の2倍に相当する最大20Nの力強い出力を達成しました。これにより硬い素材の測定ができるようになったほか、厚みのあるサンプルの評価も可能となり、これまでのように測定前にサンプルを細かく削る加工の手間を省き、実物に近い状態のまま迅速に測定を行うことができます。冷却用のオプションには環境や目的に合わせて選べる3つのシステムが用意されており、-150℃から600℃までの試験に対応します。液化窒素を使わない冷却手段も用意されており、運用コストの低減や作業時の安全向上にも貢献するでしょう。


